武蔵野市立大野田小学校

帰途につき、宿の方々からいただいたおいしいお弁当を食べました。仲良くなった指導員のみなさんと最後の昼食を楽しみ、完食できた子も多くいました。

最終日は感謝の気持を込めて宿の掃除をしました。閉校式では、宿の方からお言葉をいただき児童代表が挨拶をしました。帰途で食べるお弁当をいただき、別れを惜しみました。

お世話になった宿のお父さんお母さん、指導員の方々に感謝を伝えるため、お礼の会を開きました。自分たちで内容を考え、司会進行し、歌や出し物、色紙を贈りました。

セカンドスクール最後の夕食を味わって食べました。だしの香りまでおいしい具沢山のけんちん汁が明日の元気をくれたことと思います。毎日おいしい食事を用意してくださったり、面倒を見てくださった宿の方々、指導員の方々にお礼の会で感謝を伝えたいと思います。

最後の課題別学習は晴天に恵まれ、元気いっぱい活動を楽しむことができました。「川と森」チームは茶屋池の周りに広がるブナ林を散策し、森についてのお話を聞きました。ブナの木がため込んだ栄養豊かな水が川となり、おいしいお米や農作物を育てること、地域の人たちが森を手入れし、豊かな自然を守っていることなどを学びました。飯山の人々の暮らしに森や川が深く結びついていることに気付くことができました。
宿に帰った子どもたちは、今日の夜のお礼の会に向けて、色紙や出し物の準備を進めています。戸狩で過ごす、最後の夜です。

とん平ゲレンデの上、スカイトップに到着し、4つのグループに分かれて自然とふれ合いました。冷たい川の水に手を浸したり、流れを辿って滝まで登ったり、林の中にあるスラッグラインやハンモックを楽しんだりしました。のろし台の上からは、付近の山並みや戸狩の集落が広く見渡せました。

気温は10度。長袖でも肌寒く感じる朝です。子どもたちも少し疲れてきたのか、起床時間ギリギリまで寝ている宿が多いようです。宿の窓からはきれいな雲海が見えました。朝食をしっかり食べて、延期になっていたトレッキングに出発です。

今日の夕食は待ちに待ったバーベキューです。火おこしには子どもたちも参加し、お皿やお箸も並べて素敵な野外食堂が完成です。どの宿からも、お肉やソーセージの焼けるいいにおいが漂い、子どもたちの元気な声が聞こえてきます。みんなで鉄板を囲んでにぎやかに食事やおしゃべりを楽しんだことは、心に残る思い出となることでしょう。

おいしい笹ずしでお腹を満たした後、午後の活動は課題別学習の２回目です。「川と森」コースは北竜湖に移動し、カヌー体験をしました。2人1組で息を合わせてオールを操るのはなかなか大変ですが、子どもたちはすぐに慣れて歓声を上げながら楽しんでいました。向こう岸にある弁天島を探検するグループからはヤッホー！の声。終わりの時間が来てもまだまだ名残惜しそうな表情の子どもたちでした。

セカンドスクールも4日目になりました。今朝は涼しく、すごしやすい1日になりそうです。
午前の活動は飯山の郷土料理である「笹ずし」作り体験です。「笹ずし」は上杉謙信に振る舞われたのが始まりとも言われている、歴史のある郷土料理です。子どもたちは錦糸卵を焼いたり、酢飯を作ったりと協力しながら作業していました。