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食育のお便り【本文】
厚生労働省のHPでは、生活習慣病予防のためにも一食一皿以上、一日で五皿分の野菜をとることをすすめています。一日三食お家で食べることが増える中、バランスのよい食事を心掛けるということは大変なことですね。 そこで、今日は、不足しがちな栄養素を補い、健康な体をつくるために、学校給食で積極的に取り入れられている食材をご紹介します。 学校給食というと、丈夫な骨をつくるカルシウムを多く含む牛乳がほぼ毎日でますが、他にも食物繊維を多く含む豆類やいも類といった、体によい食材が意識して使われています。 「まごはやさしい」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。 「まごはやさしい」は、日本で昔から食べられている食材の頭文字をならべた言葉です。これらの食材を意識してとるとバランスのよい食事に近付けると言われています。 まめ:豆類・豆製品(大豆、小豆、豆腐、納豆など) たんぱく質や食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に効果的です。 ごま:種実類(ごまなど ※武蔵野の給食調理場ではナッツは使っていません。) 脂質やミネラルが豊富で、血中のコレステロールを減らす作用があります。 わかめ:海草類(わかめ、ひじき、のりなど) カルシウムなどのミネラルが豊富。新陳代謝を活発にします。骨や歯を丈夫にします。 やさい:野菜類(緑黄色野菜、淡色野菜) ビタミンAやビタミンCが豊富。皮膚や粘膜を健康に保ち、抵抗力を維持します。 さかな:魚介類(魚、骨ごと食べる小魚、貝など) 背青の魚は、DHA,EPA,タウリンが豊富で、血液をきれいにする働き・疲労回復の効果があります。 しいたけ:きのこ類(しいたけ、しめじ、えのきだげなど) 食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富。カルシウムの吸収を助けます。 いも:いも類(じゃがいも、さつまいも、さといもなど) 糖質、食物繊維が豊富。腸内環境を整える働きがあります。 お子さんがあまり好きではない食材やお家ではあまり使わないなという食材もあるかもしれません。成長期の体にも、体調を整えるためにもよい栄養がいっぱいなので、機会があればぜひ取り入れてみて下さい。【添付ファイル】
文書3.pdf